【銘柄フラッシュ】比較.comなど急伸しヒアリ対策のサニックスや防衛関連の石川製作所なども活況高

株式市場 銘柄

 4日は、このところ連日急伸してきたジーンズメイト<7448>(東1)堀田丸正<8105>(東2)夢展望<3185>(東マ)ぱど<4833>(JQG)パスポート<7577>(JQS)など、RIZAPグループ<2928>(札幌)が出資する銘柄が大波乱。いずれも取引開始から買い気配を上げ、一段高で値がついたと思ったら直後から急落し、途中で小戻す銘柄もあったが結局は大陰線を引いた。腕に自信のある資金集団が介入していると見られるため、各銘柄ともこのままで終わることはないとの見方だが、銘柄によっては中段もちあいを形成してから再騰を狙う持久戦もあり得る様子に。

 芦森工業<3526>(東1)は引き続きエアバッグ事業拡大期待などで2日連続ストップ高の21.1%高となり東証1部の値上がり率1位。石川製作所<6208>(東1)は防衛関連株の代表格で、後場、北朝鮮が午後3時半に重大発表と伝えられてから上値を追い始めて19.6%高となり東証1部の値上がり率2位。サニックス<4651>(東1)は厚生労働省などが猛毒のアリ「ヒアリ」対策を強化と伝わり思惑買いが集まり15.3%高となり東証1部の値上がり率3位。

 カネヨウ<3209>(東2)は介護関連設備や生活家電と寝装具を連携させる「IoT寝具」に注目とされて6月29日の急伸に続き一段高となり16.3%高。フマキラー<4998>(東2)は猛毒のアリ「ヒアリ」対策に関連すると注目されて8.8%高となり上場来の高値。

 比較.com<2477>(東マ)は米国の宿泊予約システム企業との提携などが材料視されて2日連続ストップ高の25.2%高。燦キャピタルマネージメント<2134>(JQS)は不動産子会社の収益拡大などが好感されて12.8%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る