ドーンがZMP社の「ドローン」展開も刺激材料に値幅妙味を発揮

株式市場 銘柄

■自動運転関連株を大幅高させた「ZMP」がドローン関連株に向く

 地理情報システムなどのドーン<2303>(JQS・売買単位100株)は9日の後場2700円(141円高)台で売買活況を続け、14時を過ぎてはJASDAQ銘柄の値上がり「幅」3位を競う展開となっている。無人飛行体「ドローン」関連株と位置づけられ、自動運転技術などで話題になるZMP(東京都文京区)が8日、ソニーモバイルコミュニケーションズとの合弁会社エアロセンスが自社製の自律型無人航空機(以下、UAV)の量産体制や全国8エリアでのオペレーション体制を確立し、法人向けソリョーションの提供を開始と発表し、刺激材料になった。

 昨8日も値幅妙味を発揮し188円高。この日は、ハーツユナイテッドグループ<3676>(東1)がZMP(東京都文京区)との合弁会社とともに「ドローン」活用のデータ収集サービスを開始と発表したことなどが材料視されて関連株物色が再燃した。

 ZMP社を巡っては、同社との提携を発表したり出資が言われた銘柄が昨年11~12月から今年1月にかけて「自動運転」関連株などの位置づけで相次いで大幅高となった。今度は「ドローン」関連株にZMP社が羽根をつける役割を果たすのではないかと期待や思惑を巡らせる様子がある。

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