【銘柄フラッシュ】アスコットなど急伸し日本トリムなど好決算株が高い

銘柄

 27日は、キッコーマン<2801>(東1)が13時20分に前3月期の決算を発表し、今期予想を純利益以外は減少としたため一時6%安。一方、信越化学工業<4063>(東1)は昨日発表の3月決算で今期の見通しを開示しなかったにもかかわらず年初来の高値を更新して3.9%高など、業績を吟味しながら選別を強める展開になった。日本トリム<6788>(東1)は昨日発表した3月決算や今期の見通し、中国展開などが好感されて10.2%高となり2日続けて年初来の高値を更新した。

 マネースクウェアホールディングス<8728>(東1)は27日付で仮想通貨取引サービス企業との提携を発表してストップ高の15.1%高。コカ・コーライーストジャパン<2580>(東1)コカ・コーラウエスト<2579>(東1)との経営統合を好感して後場一段ジリ高となり13.3%高。

 JFEシステムズ<4832>(東2)も3月決算を好感して一時8.9%高となり、9ヵ月ぶりに1300円台を回復。理経<8226>(東2)は緊急地震速報・津波警報・弾道ミサイル情報などの「Jアラート」(全国瞬時警報システム)を手がけるため北朝鮮の36年ぶり党大会が5月初旬と伝えられて思惑買いが再燃し8.1%高。アルメディオ<7859>(東2)は3月決算の見通し増額が好感されて17.1%高。

 グリーンペプタイド<4594>(東マ)は急騰後の調整一巡とされて急反発しストップ高の22.8%高。アウンコンサルティング<2459>(東マ)はフィリピンの旅行会社に出資との発表などが好感されてストップ高の18.6%高。アスコット<3264>(JQS)は筆頭株主による一部株式売却などが思惑視されストップ高の33.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る