ホットリンクが中国のスマホ対話アプリ活用する決済開始を好感しストップ高

株式市場 銘柄

■7億6000万人が利用する「ウィーチャット」支払いシステムを日本で開始

 ビッグデータ解析などのホットリンク<3680>(東マ・売買単位100株)は7日、買い気配をセリ上げる始まりとなり、9時30分にかけて気配値のままストップ高の721円(100円高)に達した。7日付で、中国最大級のネット企業テンセント社が運営するスマートフォン上の対話アプリ「微信」(ウィーチャット)のスマホ決済サービス「微信支付:WeChat Pay」(ウィーチャットペイ)を日本国内で訪日中国人向けなどに共同展開すると発表。期待が盛り上がっている。

 発表を概略すると、テンセント社が提供するコミュニケーションアプリ「WeChat」は中国国内外で7億6000万人に利用されており、スマートフォン利用者の約9割にインストールされている。一方で、急速にインバウンド市場が拡大する日本国内では、決済サービス「WeChat Pay」の導入が遅れており、訪日中国人にとって量販店やレストラン、観光地等での支払いは利便性に欠けている、とした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る