リプロセルは米国学会への出展など材料に反発強める

株式市場 銘柄

■アキュセラ・インク波乱の影響あるが業績なども見直す

 iPS細胞培養などのリプロセル<4978>(JQG・売買単位100株)は15日の後場寄り後に490円(19円高)をつけ、昨日までの3日続落から反発を強める展開となった。14日、米国で6月22日から25日に開かれる関連学会「ISSCR 2016 Annual Meeting」にブース出展すると発表。海外での知名度アップなどに期待が広がった。

 新興市場のバイオ関連株は、アキュセラ・インク<4589>(東マ)の波乱相場の影響を受けるなどで投資家心理が冷え込んだとの見方があり、リプロセルは6月7日ほぼ1ヵ月ぶりに500円台を回復したものの、14日には再びこの大台を陥落した。この影響を脱出するには時間がかかるようだが、赤字改善傾向は着実に見直されつつあるようだ。

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