上場4日目の農業総合研究所は驚異的な好業績など評価され連日高値

株式市場 銘柄

■PERは大きく割高だが強気の皮算用も

 上場4日目の農業総合研究所<3541>(東マ・売買単位100株)は21日も大幅続伸となり、9時30分にかけて17%高の3830円(560円高)まで上げて連日の上場来高値更新となった。

 6月16日に上場し、公開価格は1050円。初値は1870円。スーパーなどの小売店で生鮮農産物の直売所コーナーを運営して急成長。2016年8月期の会社側の業績見通し(非連結)は、売上高が前期比18.9%増の10.51億円、営業利益は同3.3倍の1.49億円、純利益は同93.4%増の1.0億円、1株利益は55円11銭。 

 株価3800円でのPERは70倍に迫り、類似銘柄と位置づけられるオイシックス<3182>(東マ)のPER20倍台などとの比較では大幅な割高だが、新規上場のご祝儀気分があること、業績の驚異的な拡大などを踏まえ、PER100倍の5500円台を皮算用する様子もある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る