ヤマトホールディングスが投資判断の引き上げなど好感し戻り高値

銘柄

■信用売り残が高水準なまま戻り高値に進み買い戻し膨れる可能性も

 宅急便などのヤマトホールディングス<9064>(東1・売買単位100株)は7日の後場も戻り高値に進んだまま強い値動きを続け、14時30分を回っては4%高の2572.0円(88.5円高)前後で推移。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が7日付で投資判断を「アンダーウエイト」から「オーバーウエイト」に引き上げ、目標株価は1840円を3400円へ大きく引き上げたと伝えられている。

 年初来の高値は2月の2644.0円になり、その前の高値は昨年8月の2897.0円がある。このためこの水準に近づくと戻り売りが活発化する可能性はある。ただ、一方では、信用売り残が高水準で買い残の7倍近くあり、こうした状態で戻り高値を更新してきたため、買い戻しが膨れれば意外に買い圧力が強くなる可能性も言われている。

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