enish(エニッシュ)が後場一段高、社外協力者へのインセンティブなど好感

株式市場 銘柄

■携帯通信端末向けのアプリケーション開発・配信などを行うもよう

 オンラインゲーム開発などのenish(エニッシュ)<3667>(東1)は17日の後場寄り後に一段高の3日続伸基調となり、12時43分に10%高の611円(57円高)まで上げて約1カ月ぶりの600円台回復となった。4月13日に社外協力者向け新株予約権の発行を発表。「株価上昇へのインセンティブを付与する」(発表リリースより)などとしたため期待が広がっている。

 発表によると、新たに外部協力者と共同で携帯通信端末向けのアプリケーション開発・配信などを行う模様だ。するようだ今回の新株予約権がすべて行使された場合の発行数は18万株とし、同社株式の過去3ヵ月間の平均出来高の約1日分に相当する。この程度であれば株価への圧迫感は少ないとの見方があり、むしろ、社外協力者との共同開発による新製品に対する期待が大きいようだ。業績は2015年12月期を底に今期も赤字改善が続く見通しで、3月には688円まで上げた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る