ゼリア新薬工業は自社株買いの株式の取得枠の拡大と取得期間の延長を発表

株式市場 銘柄

■取得期間は18年の11月2日までとしていたが、19年の2月5日までに延長

 ゼリア新薬工業<4559>(東1)は2日、自社株買いの株式の取得枠の拡大と取得期間の延長を発表した。

 6月15日発表では、自社株買いの取得株式総数を130万株としていたが、今回70万株増加し200万株とし、取得価額の総額を30億円から16億円増加し46億円とすることとなった。更に、取得期間は18年の11月2日までとしていたが、19年の2月5日までに延長する。

 取得株式数を200万株は、発行済み株式総数(自己株式を除く)の3.97%となる。

 また、同日発表された19年3月期第2四半期連結業績は、売上高304億83百万円(前年同期比6.0%減)、営業利益20億69百万円(同13.5%増)、経常利益19億14百万円(同24.5%減)、純利益22億80百万円(同7.2%増)となった。

 第2四半期決算は売上高、営業利益、経常利益は当初予想を下回ったものの、最終利益は当初予想を上回った。

 通期連結業績予想は、第3四半期以降、Entocortやヘパリーゼ群などの主力製品の売上高は引き続き堅調に推移する見込みであるものの、主に国内の医療用医薬品事業において、後発品や競合品の影響が大きく、通期の連結売上高は当初予想を下回る見込みであること等から通期連結業績予想の売上高を50億円、営業利益を9億円、経常利益を12億円、純利益を7億円下方修正した。

 今期19年3月期連結業績予想は、売上高630億円(前期比2.4%減)、営業利益43億円(同11.0%減)、経常利益40億円(同21.4%減)、純利益36億円(同13.4%減)となる見込み。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る