ぐるなびが四半期決算と中期計画を好感し上場来の高値

株式市場 銘柄

■一気に上場来の高値となったため目先は利食いをこなす局面も

 ぐるなび<2440>(東1・売買単位100株)は1日、取引開始後に16%高の3145円(431円高)まで上げ、6月10日以来の上場来高値更新となった。前週末29日に2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月、連結)と中期計画を発表し、好感や期待が広がった。

 第1四半期は営業・経常利益とも前年同期比20%近く増加するなど好調に推移。また、中期計画では、売上高の目標を新規事業の拡大によって100億円上乗せするなど、17年3月期の見通しの370億円に対し2021年3月期に550億円を計画する。

 ここ2週間ほどジリ安基調だった相場が一気に上場来の高値となったため、目先的には利食い売りが増えるとの見方はある。ただ、こうした売りが一巡すれば上値を追いやすくなるほか、中期的には上昇トレンドが継続しているため注目度は高い様子がある。

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