【銘柄フラッシュ】メディネットなど急伸し日本郵船はじめ海運株が軒並み高い

銘柄

 9月5日は、東証1部の値上がり率1位が関西スーパーマーケット<9919>(東1)の18.2%高となり、福岡地盤のオーケー食品工業<2905>(JQS)が株式を大量取得とされて思惑や憶測が再燃。2位は株価ひとケタのため省略し3位はノバレーゼ<2128>(東1)のストップ高は15.9%高となり、引き続き投資ファンドによる買収価格1944円に向けて2日連続ストップ高。4位はHamee(ハミィ)<3134>(東1)の11.3%高となり、スマートフォン用ケースなどのアクセサリー企画販売も行うため、米アップル社が米国時間の9月7日「iPhone(アイフォーン)」の新型モデルを発表と伝えられて商機到来の期待。同様の見方でAppBank(アップバンク)<6177>(東マ)も19.7%高。

 日本郵船<9101>(東1)が7.3%高、商船三井<9104>(東1)は6.6%高、川崎汽船<9107>(東1)は一時年初来の高値に顔合わせの3.1%高など、海運株が韓国の海運大手・韓進海運の経営破綻など材料視されて軒並み堅調。ブイキューブ<3681>(東1)はビデオ領域で世界的なリーディングカンパニーとされる米企業との提携などが好感されて7.4%高。

 昭和ホールディングス<5103>(東2)は主要子会社ウェッジホールディングス<2388>(JQG)が高値更新基調であることなどが言われて4.8%高の連日高値。ゼニス羽田ホールディングス<5289>(東2)は電線地中化の関連株人気に乗り一時1年4ヵ月ぶりの高値に進み大引けも4.6%高。

 メディネット<2370>(東マ)は昼前に米国での特許を30.6%高の急伸。モブキャスト<3664>(東マ)は人気ゲームの英語版が米欧で人気とされてストップ高の25.9%高。モバイル・ファクトリー<3912>(東マ)は9月15日に始まる「東京ゲームショウ2016」などが材料とされて2日連続ストップ高の15.0%高となり上場来の高値。

 フォーサイド<2330>(JQS)はグループ会社が中国の電子商取引大手・アリババ集団につながる電子商取引に課金決済サービスを提供と伝えられてストップ高の33.8%高。ぱど<4833>(JQG)は「インバウンド・ソリューション事業」への本格進出などが期待を呼んで24.6%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る