キヤノン電子は今12月期の業績予想など好感され2ヵ月ぶりに1600円台を回復

銘柄フラッシュ

■営業利益は前期27%増加し今期は12%増を見込む

 キヤノン電子<7739>(東証プライム)は1月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は8%高に迫る1677円(119円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに1600円台を回復している。前取引日・27日の15時に発表した2022年12月期の決算が好調で、売上高は前期比16.8%増加し、営業利益は26.8%増加。今期・23年12月期の予想も営業利益を11.5%増の89.75億円などとし、好感買いが先行している。

 今12月期の予想営業利益89.75億円は、一般投資家が手近に入手できる業績予想のひとつになる「会社四季報」(東洋経済新報社)直近号の予想を上回った。各セグメントで積極的な販売活動を進めるとともに、原価上昇に伴う販売価格の見直しを行い、小回りの利く規模、技術を生かしたスモールビジネスの拡大に取り組んだとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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