【株式市場】米雇用統計などで強気が舞い戻り日経平均は9月9日以来の1万7000円台回復

株式

◆日経平均の前引けは1万7055円75銭(195円66銭高)、TOPIXは1360.32ポイント(9.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6793万株

チャート11 10月11日(火)前場の東京株式市場は、前週末発表の米雇用統計によってNYダウが反発し、円相場も前週末に比べて円安基調が強まったことなどが好感され、日経平均は11時にかけて214円37銭高(1万7074円46銭)まで上げた。日経225型やTOPIX型のインデックス買いも入った様子で、前引けも195円66銭高(1万7055円75銭)と9月9日以来の1万7000円台回復となった。主な指数はそろって高い。

 3連休中に、ホンダと埼玉県の産業技術センターがリチウムイオン電池よりコストが大幅に安く、大きさも半分程度のマグネシウム電池の実用化にメドと日本経済新聞が伝え、古河電池<6937>(東1)神島化学工業<4026>(東2)が急伸。NY原油の50ドル台回復を好感して出光興産<5019>(東1)などの石油株も高い。ストリーム<3071>(東マ)が中国のオ大型連休効果などを材料に連日ストップ高となり、ウェッジホールディングス<2388>(JQG)はインドネシア展開などが言われて一時ストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億6793万株、売買代金は9200億円。1部上場1984銘柄のうち、値上がり銘柄数は1285銘柄、値下がり銘柄数は555銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る