サカタのタネは業績予想の増額など好感され後場一段強含む

株式市場 銘柄

■下期を慎重に構える様子だが上期の勢いが継続すればと期待膨らむ

 サカタのタネ<1377>(東1・売買単位100株)は12日の後場一段強含む相場になり、14時30分にかけて3395円(175円高)と出直りを拡大。1月10日に業績予想を増額発表し、引き続き好感されている。

 第2四半期の業績予想(16年6月~11月、連結)は、売上高を従来予想より12%引き上げて前年同期比で一転増益の282.2億円の見込み(前年同期比では1.2%の増加)とし、営業利益は従来予想を44%増額、純利益は同じく54%増額し、各々一転増益の見込みとした。

 5月通期の見通しは営業、純利益とも従来予想比17~18%の増額にとどめたが、円相場次第では海外事業に差益が上乗せされる。上期の勢いが下期も継続すれば上ぶれる可能性があるため期待する投資家が優勢のようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る