【銘柄フラッシュ】システムズ・デザインなど急伸し新規上場のラクスルは一時36%高

株式市場 銘柄

 31日は、東証1部の値上がり率1位にオプトホールディング<2389>(東1)の12.8%高が入り、朝、この日新規上場となったラクスル<4384>(東マ・売買単位100株)の株式を5月末現在で16.26%保有することや、当面は継続保有することを発表。ラクスルは一時36%高まで上げて快調。

 2位はエラン<6099>(東1)の10.6%高となり、5月中旬に業績見通しの増額修正を発表して注目された上、下旬に東京支店の開設を発表し多ことなどが材料視されて上場来の高値。

 3位はTATERU<1435>(東1)の10.1%高となり、「民泊」を法制化した住宅宿泊事業法(民泊新法)が6月15日に施行されることなどを控え、主事業のアパート経営プラットフォームに追い風との見方があり出直り拡大。

 アイスタディ<2345>(東2)は働き方改革法案の可決によりITエンジニアのためのキャリアアップ支援講習などに追い風が吹くとの見方があり急出直りの11.7%高。富士通コンポーネント<6719>(東1)は電気回路をコントロールするリレーなどで先行しドローンのロボット化報道が材料視されたとの見方があり5.9%高。

 フィル・カンパニー<3267>(東マ)は5月締めの第2四半期業績に期待できそうとの見方があり12.2%高。31日新規上場のラクスル<4384>(東マ・売買単位100株)は公開価格1500円を9.7%上回る1645円で初値がつき、10時過ぎに36%高の2044円まで上げ、大引けは1999円。

 システムズ・デザイン<3766>(JQS)はAI(人工知能)による知識検索システムとソフトバンクグループ<9984>(東1)との提携が注目されてストップ高の19.7%高。Shinwa Wise Holdings<2437>(JQS)は5月決算への期待が再燃とされて10.4%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る