農業総合研究所が上場来の高値に接近、連続最高益の好業績など評価

株式市場 銘柄

■「類似銘柄」見当たらず先進企業として注目度高い

 農業総合研究所<3541>(東マ)は15日の後場一段高となり、13時過ぎに9%高の7150円(570円高)まで上げて上場来の高値7460円(2016年7月)に迫っている。農業生産者とスーパーなどの店頭に設けた直売所を直接結ぶ新たな流通方式を展開し、今8月期の業績見通しは最高益を連続更新する見込み。PERは100倍を超えるが、株式市場の中に「類似銘柄」が見当たらないため、先進企業として受け止める様子がある。注目度は高いようだ。

 1月に発表した四半期決算での今8月期の業績見通しは、売上高が前期比30.6%増の15億6000万円、純利益は同1.9%増の1億900万円、1株利益52円26銭。最高益を連続更新する見込みとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る