積水化学は増配、自社株買いと消却が好感され出直り強める

銘柄フラッシュ

■今3月期末の配当は前年同期比6円増の36円の予定に

 積水化学工業<4204>(東証プライム)は10月31日の前場、反発して始まった後もジリ高傾向となり、午前10時半に2041.5円(65.5円高)まで上げた後も堅調に売買されて出直りを強める相場となった。30日の15時に第2四半期の連結決算と増配、自己株式の取得(自社株買い)と消却を発表し、好感されている。今3月期末の配当は4月に開示した従来予想に対し1株3円増の36円の予定(前年同期比では6円の増配)とした。

 自己株式の取得(自社株買い)は、400万株(自己株式を除く発行済株式総数の0.94%)、総額88億円を各上限として、2023年11月1日から24年3月29日まで実施。また、消却は23年11月24日付で同じく400万株を実施するとした。積極的な株式価値向上策と受け止められている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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