【株式市場】円安など好感し米国の財政出動にも期待強く日経平均は一時241円高

株式

◆日経平均の終値は1万9393円54銭(274円55銭高)、TOPIXは1553.09ポイント(17.77ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億9364万株

チャート15 3月1日後場の東京株式市場は、米トランプ大統領の議会演説の内容が正午のニュースやその後の速報ニュースなどで伝わり、インフラ投資に1兆ドル(約110兆円)とされてコマツ<6301>(東1)太平洋セメント<5233>(東1)などの関連株が一段高。日経平均は一段ジり高となり、14時30分にかけて295円56銭高(1万9414円55銭)まで上げた。前引けは安かった日経JASDAQ平均も堅調転換して14日続伸。東証マザーズ指数も高い。

 後場は、第一生命ホールディングス<8750>(東1)が株高による資産運用効果などに注目とされて一段ジリ高となり、ソフトブレーン<4779>(東1)は今年度中に新たな事業戦略や中期計画を策定するとの発表が期待を呼びストップ高。森尾電機<6647>(東2)は米国の高速鉄道に期待とされて一時ストップ高。オウチーノ<6084>(東マ)は新任取締役や定款一部変更が思惑視されストップ高。チヨダウーテ<5387>(JQS)は3月7日~9日開催の 「建築建材展2017」 に工期短縮などの新内装材システムを出展とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は19億9364万株(前引けは10億258万株)、売買代金は2兆3890億円(同1兆1296億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は1426(同859)銘柄、値下がり銘柄数は456(同974)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がり(前引けは22業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、機械、保険、証券・商品先物、電気機器、化学、輸送用機器、情報・通信、医薬品、石油・石炭、ガラス・土石、金属製品、ゴム製品、などだった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る