【株式市場】日経平均は298円安となり2日続落、長期金利の一段上昇を受け様子見姿勢が強まる

◆日経平均は3万8556円87銭(298円50銭安)、TOPIXは2741.62ポイント(26.88ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は17億9926万株

 5月29日(水)後場の東京株式市場は、国内長期金利が一段と強含み、前場の1.060%(前日比0.025%上昇)前後から13時頃には1.070%台に乗ったため、様子見姿勢が強まった。前場は堅調だったレーザーテック<6920>(東証プライム)がいきなり小安く始まり徐々に軟化など、半導体関連株が全体に値を消し、前場は高かった日立<6501>(東証プライム)も13時半頃から軟調に転換。金利高が追い風になるはずの三井住友FG<8316>(東証プライム)も次第に軟化した。一方、証券会社から目標株価の引き上げが出たコナミG<9766>(東証プライム)や投資先がNYで値上がりしたソフトバンクG<9984>(東証プライム)はしっかり。日経平均は前引けより70円近く安い134円安で始まり、ジリ安傾向のまま大引けにかけて331円13銭安(3万8524円24銭)まで下押し、大引けは幾分戻したが2日続落となった。

 後場は、JMACS<5817>(東証スタンダード)が中盤から尻上がりの一段高となり電線需要の拡大、銅市況高など材料視。ジーデップ・アドバンス<5885>(東証スタンダード)は米エヌビディア(NVIDIA)のアクセラレーテッドコンピューティングを活用したAI開発などに期待とされ出直り拡大。AHCグループ<7083>(東証グロース)は障がい者福祉に関する業務提携など好感されて急伸した相場の買い再燃とされ2日ぶりに高値を更新。クオリプス<4894>(東証グロース)は制限値幅の臨時拡大を受けて3日連続大幅高となり、引き続き「iPS細胞から作成した心筋シート」への期待で急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は17億9926万株(前引けは9億2634万株)、売買代金は4兆3727億円(同2兆2990億円)。プライム上場1649銘柄のうち、値上がり銘柄数は249(前引けは198)銘柄、値下がり銘柄数は1371(同1077)銘柄。

 東証33業種別指数は5業種(前引けは7業種)が値上がりし、保険、鉱業、その他製品、精密機器、石油石炭、が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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