ジャパンフーズの17年3月期は64.6%純利益増で着地

■受託製造数は16年3月期比2.6%増

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は27日、17年3月期非連結業績を発表した。

 同社の春先は積極的な受注努力により、前期(16年3月期)を超える状況でスタート。その後ブランドオーナーによる在庫調整等の影響もあったものの、暖冬による好影響もあり、受託製造数は42,305千ケース(前期比2.6%増)だった。

 この結果、一部顧客先の取引形態変更に伴い売上高が前期比4.2%減の151億18百万円だったが、ユーティリティ関連コストの低減に努めたことで、営業利益が同7.6%増の11億54百万円、経常利益が同10.1%増の11億67百万円、純利益が同64.6%増の7億16百万円となった。

 18年3月期通期の業績予想は、売上高が前期比4.4%増の157億80百万円、営業利益が同3.9%増の12億円、経常利益が同3.2%減の11億30百万円、そして純利益が同0.8%減の7億10百万円としている。配当予想は17年3月期と同額の年間27円(第2四半期末10円、期末17円)で予想配当性向は18.3%となる。

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