【株式市場】好業績株を選別買いする展開になり日経平均は朝方安かったが次第に堅調な展開

株式

◆日経平均の前引けは2万21円49銭(21円58銭高)、TOPIXは1623.20ポイント(2.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億609万株

チャート4 19日(水)前場の東京株式市場は、米国でオバマケア代替法案の難航が伝えられ経済政策の停滞懸念が言われ、好業績株を選別買いする展開になった。任天堂<7974>(東1)が6月締めの四半期業績への期待などから出直りを強め、東宝<9602>(東1)は四半期決算発表と業績見通しの増額が好感されて高値を更新。日経平均は朝方に52円65銭安(1万9947円26銭)まで軟化したが、その後は回復して前引けは21円58銭高(2万21円49銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 エンシュウ<6218>(東1)が最新のレーザー加工機をトヨタ自動車<7203>(東1)と共同開発して量産稼動したことなどへの期待が再燃したとされて出直りを強め、クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は上旬に発表した四半期決算が見直されて出直り拡大。
日本アビオニクス<6946>(東2)は世界初の温度分布計測技術が好感されてストップ高。ビーマップ<4316>(JQS)はJR東日本企画などとの新事業などへの期待が衰えずストップ高。

 東証1部の出来高概算は8億609万株、売買代金は9967億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1233銘柄、値下がり銘柄数は641銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る