【株式市場】NYダウ最高値など好感され日経平均など高く新規上場銘柄も好発進

株式

◆日経平均の前引けは2万92円14銭(71円28銭高)、TOPIXは1631.26ポイント(9.39ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億5363万株

 20日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの最高値などが好感されて電子部品株や自動車株などが高く始まり、四半期業績好調の観測報道などからマルハニチロ<1333>(東1)が大きく出直るなど、好業績株の選別買いも活発になった。日経平均は10時30分頃まで30円高(2万50円前後)で一進一退だったが、その後は上値を追い、前引けは71円28銭高(2万92円14銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 アンジェス<4563>(東マ)が高血圧DNAワクチンのオーストラリアでの臨床試験について届け出たと野発表を受けて上げ、アルファクス・フード・システム<3814>(JQG)は9月決算に期待とされて急伸。

 20日上場のクロスフォー<7810>(JQS・売買単位100株)は10時23分に1051円(公開価格の44%高)で売買が成立し初値をつけた。

 出来高概算は8億5363万株、売買代金は1兆722億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1450銘柄、値下がり銘柄数は430銘柄。

 また、東証33業種別指数は海運を除き全32業種が値上がりし、水産・農林、鉱業、石油・石炭、化学、医薬品、証券・商品先物、などが高い。(HC)

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