ワコムが値上がり率2位に躍進、業績好調で甲子園優勝・花咲徳栄高校にあやかる様子も

甲子園球場 高校野球

■第1四半期は最終黒字化し業績変化妙味が

 ワコム<6727>(東1)は25日、大きく上値を追って始まり、取引開始後に11%高の487円(48円高)まで上げて東証1部の値上がり率2位に躍進した。ペンタブレットの世界的大手で、第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比で20%も増加し、最終損益(純利益)が黒字に転換。業績回復期待が再燃する形になった。

 第1四半期は営業・経常利益の赤字が前年同期比で大きく縮小した。業績が黒字に転換する前後の株価は水準を大きく上げることがあるとされ、業績変化妙味が言われている。また、本社が埼玉県・加須(かぞ)市にあり、夏の高校野球・甲子園大会(第99回全国高校野球選手権大会)で優勝した花咲徳栄(はなさきとくはる)高等学校(加須市花崎)にあやかるようにゲンのいい銘柄として注目する様子もあるようだ。(HC)

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