ユニー・ファミリーマートHDは買い気配で始まり急反発、ドン・キホーテとの提携を好感

株式市場 銘柄

■大引けにかけて13週、26週の各移動平均を上回るか注視

 ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>(東1)は25日、買い気配で始まった後7%高の6200円(390円高)で売買が始まり、24日までの5日続落分を一気に取り戻す始まりとなった。24日の取引終了後にドン・キホーテ<7532>(東1)との資本・業務提携を発表し、期待が広がっている。ドン・キホーテも高い。

 発表によると、ユニー・ファミリーマートHD持株傘下の総合スーパー、ユニーの株式の約40%をドン・キホーテが取得する。このため、ホールディングス全体としては、苦戦する総合スーパー部門の回復に寄与する期待がある。

 株価は2016年8月の8240円、17年1月の7980円を高値とし、以後は調整基調が続いている。「週足」では、13週移動平均(24日は約6237円)、26週移動平均(同6390円)を上回れば下げ止まる兆しが出てくるとされ、大引けにかけての値動きが注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る