東映アニメーションが出直る、児童に大人気の「おしりたんてい」TVアニメ化など好感

■2018年5月NHKEテレでアニメ化が決定

 東映アニメーション<4816>(JQS)は26日の後場一段と出直りを強め、1万850円(80円高)で始まった。連結純利益などが2017年3月期に連続最高益を更新し、業績面で買い安心感があり、20日付で、「シリーズ累計発行部数170万部超えの大人気児童書『おしりたんてい』がついに2018年5月、NHKEテレでププッとアニメ化決定!!」と発表し、期待も強まっているようだ。

 発表によると、「『おしりたんてい』とは、トロル原作の児童書で、2012年よりポプラ社から刊行され、2017年12月現在、絵本6作、読み物5作がある。シリーズ累計170万部を超える大ヒットシリーズ。幼児から小学校低学年の男女を中心に爆発的人気を得ている」「これまで、YouTubeをメインに3本の映像を公開し、初回公開の「3分でププッとわかる!『おしりたんてい』予告編」は、120万回を超える再生回数となり、子どもたちの人気ぶりが伺える」という。

 株価のほうは2017年10月に上場来の高値1万2160円をつけ、その後微調整を経て出直り基調となっている。10月に発表した第2四半期決算では、今3月期の予想1株利益の見通しを461円81銭とした。これをベースにしたPERは23倍前後になる。(HC)

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