【株式評論家の視点】アジャイルメディアネットワークスは、第2四半期売上高・営業利益が過去最高、押し目買い妙味が膨らむ

株式評論家の視点

 アジャイルメディアネットワークス<6573>(東マ)は、本年3月28日に東京証券取引所マザーズに上場。同社は、クライアント企業の商品や製品・サービスのファンを対象に「ファンの“好き”を加速する」ことで、クチコミ(利用体験の発信・購入の推奨)の活性化や購買の促進を支援する様々なサービスを提供している。

 同社では、特定のソーシャルメディアのプラットフォームに依存するのではなく、「ブランドについて自発的に情報発信や推奨をするファン」を「アンバサダー」と定義し、アンバサダープログラムではアンバサダーの発見・登録・分析・連絡に使用する基幹システム「アンバサダープラットフォーム」を基盤に、プログラム運用支援やクチコミの促進するための施策の企画・運営支援など、様々なサービスを提供しているほか、アンバサダー事業の新しいメニューとしてサイト制作や広告配信、会員組織を多く抱えるメディア企業との連携し「特定の趣味に特化したアンバサダー組織」を構築することで、プロモーション・販売促進活動、商品開発などを支援している。


 今2018年12月期第2四半期業績実績は、売上高4億2600万円、営業利益2600万円、経常利益1500万円、純利益1200万円に着地。アンバサダーの発見・分析・コンタクトがワンストップで展開可能なアンバサダープラットフォームの機能追加やカンファレンスへの参加などのプロモーション活動を行うことにより業容拡大に注力。売上高と営業利益が過去最高を記録。上場に伴い発生した各種コストを営業外費用に計上したが、売上高、各段階利益共に第2四半期計画を上回り順調に推移している。

 今18年12月期業績予想は、売上高9億9000万円(前期比34.9%増)、営業利益1億2600万円(同90.2%増)、経常利益1億1300万円(同67.9%増)、純利益9700万円(同53.0%増)を見込む。年間配当予想は、無配を予定している。  

 株価は、4月2日につけた分割前の高値5616.7円から8月21日に分割前の安値1850円と調整。スナップマート社と連携しInstagramの運用・コンテンツ制作をワンストップでサポートする「クラウドグラファー」の提供開始、ソーシャルゲーム専用のアンバサダープログラム「アンバサダープログラムforソーシャルゲーム」の提供を開始を手掛かり材料に9月20日に分割後高値3380円と上昇。その後、モミ合っている。アンバサダープログラム導入件数の進捗は順調に推移、下半期更なる拡大を目指しているが、成長戦略として、同社分析テクノロジーと運営ノウハウを核にした新規サービス/新事業展開を加速による業容拡大が見込まれており、押し目買い妙味が膨らみそうだ。(株式評論家・信濃川)

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