シリコンスタジオは第1四半期決算が好感されストップ高に張り付く

株式市場 銘柄

■前年同期比で経常・純利益が黒字に転換し営業利益は赤字が大きく改善。

シリコンスタジオ<3907>(東マ)は4月8日、再び急伸し、9時半前にストップ高の3245円(基準値から500円高)で売買されて約1週間ぶりに高値を更新。そのまま10時30分を過ぎても買い気配となっている。前週末取引日の5日17時に第1四半期(2018年12月~19年2月)の連結決算を発表、あらためて注目が強まっている。

 第1四半期は、コンピュータグラフィックス関連ビジネスでエンターテインメント(娯楽)業界向け案件を着実に獲得するなどの進展があり、経常利益、純利益は前年同期比で黒字に転換した。営業利益は前年同期の3億円台の赤字が大きく改善し500万円の赤字となった。11月通期の連結業績見通しは従来予想を継続し、売上高は前期比1.6%減の49.24億円、営業利益は前期の7.7億円の赤字から1.21億円の黒字に転換、親会社に帰属する純利益も前期の7.2億円の赤字から1.14億円の黒字に転換する見込み。(HC)

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