ブライトパス・バイオが出直り強める、日欧に続きカナダでの特許を好感

株式市場 銘柄

■CTL(細胞傷害性T細胞)誘導組成物に関する発明

 創薬ベンチャーのブライトパス・バイオ<4594>(東1)は21日、取引開始後に3%高の537円(15円高)まで上げて出直りを強め、出来高も7月に入ってからの一日平均に10時現在でほぼ並び増勢となっている。社名を2017年7月1日に「株式会社グリーンペプタイド」から「ブライトパス・バイオ株式会社」に変更。20日付で、CTL(Cytotoxic T Lymphocyte:細胞傷害性T細胞)誘導組成物に関する発明がカナダ特許庁から特許査定を取得したと発表。注目されている。

 発表によると、これに関する特許は日本、欧州に続くが、「この度、カナダにおいて特許査定を受けた特許には、複数の遺伝子型のHLA(Human Leukocyte Antigen:ヒト白血球抗原)に結合しうるペプチドが複数含まれている」とした。 

 株価は急伸後に売買交錯となり、戻り売りに押されている。上場来高値が2229円(16年4月)と高かったこともあり、まだ戻り売りの圧迫は少なくないとの見方があるが、こうした売り圧迫は高値から1年を経て次第に軽減してきたようだ。(HC)

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