パイプドHDの20年2月期第1四半期は、増収大幅増益の好スタート

株式市場 銘柄

■17年90名、18年76名とあわせて166名採用した社員の成長が業績に貢献

 パイプドHD<3919>(東1)の20年2月期第1四半期は、増収大幅増益の好スタートとなった。

 好業績の要因は、17年90名、18年76名とあわせて166名採用した社員の成長が、業績に貢献したもの。同社は、17年2月期及び18年2月期の2年間は主に営業に携わる人員を集中的に採用・育成し、現場への配属を進めており、「中期経営計画2020」の最終年度となる今期は、これまでに実施してきた人材投資や開発投資等の先行投資の収穫期として、新人研修や配属後の現場で培った技能、経験を活かした積極営業の展開、新たにローンチした各種サービスの拡販等によって、投資の成果を最大限に発揮し、業績を積み上げることに注力している。

 その結果、第1四半期業績は、売上高14億66百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益2億12百万円(同69.4%増)、経常利益2億15百万円(同76.1%増)、純利益1億31百万円(同107.8%増)となった。

 大幅増益の好業績となったことから通期業績予想は据え置いている。

 ちなみに、20年2月期連結業績予想は、売上高65億円(前期比19.9%増)、営業利益12億円(同204.5%増)、経常利益11億90百万円(同204.7%増)、純利益7億円(同397.4%増)と3ケタ増益を見込む。

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