マルマエが第2四半期の業績予想を大幅増額し営業利益は従来予想を30%引き上げる

■売上高はほぼ想定通りだが材料費などの少ない受注が増加

マルマエ<6264>(東1)は3月19日の正午、第2四半期累計期間(2019年9月から20年2月)の業績見通しの増額修正を発表し、営業利益は従来予想を30.0%引き上げて3.64億円の見込み(前年同期比20.9%増)とした。

 株価は後場寄り後に大きく持ち直し、14時を過ぎては494円(45円安)前後となっている。

 売上高は、ほぼ想定通りの着地見通しとなり、従来予想を0.9%引き上げて20.18億円の見込み(同4.2%減)。しかし、収益面については、従来予想に比べて材料費や外注費などの少ない受注が増えたことから、各利益とも大きく改善する見込みとなった。純利益は同じく26.7%引き上げて2.37億円の見込み(同24.1%増)の見込みとした。

 今後も受注内容の改善は継続する見通しであるほか、足元では新規顧客からの受注も増えており、若干の設備投資を行いながら対応し始めている状況としたが、通期業績の見通しについては、昨今の新型コロナウィルスが半導体市場に影響を与える可能性もあるとし、現時点においては据え置くとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る