ヤプリは一時ストップ高目前まで急伸、第2四半期の営業利益66%増などで注目集中

■「主要業績がいずれも前年同期を上回り過去最高を更新」

 ヤプリ<4168>(東証グロース)は8月14日の前場、5%高(45円高の1014円)で寄った後一段高高となり、一時ストップ高目前(149円高の1118円)まで急伸し、年初来の高値を大きく更新。後場も13%高の1096円(127円高)で始まり急伸相場となっている。13日午後に発表した第2四半期(2025年1~6月・中間期)決算の営業利益が前年同期比66.6%増の4.49億円などと大幅増益になり、「主要業績がいずれも前年同期を上回り、過去最高を更新」(決算説明資料より)、注目集中となった。

 ノーコード(プログラミング不要)で誰でも簡単にスマートフォンアプリの開発・運用ができるプラットフォーム「Yappli」の提供などを行い、25年5月には、AI技術とノーコード開発を融合した次世代型のWeb構築プラットフォーム「Yappli WebX」の提供を開始した。今期・25年12月期の業績予想は前回予想を全体に据え置き、売上高は62億円(前期比12.5%増)、営業利益は7.5億円(同36.1%増)、純利益は8.3億円(同10.9%増)。プロダクト戦略として、AI活用を引き続き推進し、YappliやYappliCRMなどのプロダクトへ続々と実装。今後はプロフェッショナルサービスの業務支援にも活用しサービス価値の最大化を実現する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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