ソフトバンクGは朝安の後切り返す、米TモバイルUSの売却益約6000億円

■持分法適用関連会社から外れることに

 ソフトバンクグループ(ソフトバンクG)<9984>(東1)は6月29日、取引開始直後に5456円(77円安)まで下げたが、9時10分にかけては5508円(25円安)まで切り返している。

 同日朝、保有する米TモバイルUS(T-MobileUS,Inc.)株の売却益が約6000億円になると発表し、材料視された。

 発表によると、TモバイルUSの普通株式最大198,314,426株(2020年7月以降に取引が完了する見込みの株式を含む)について売却取引を進めており、20年6月26日(米国東部時間)に、Tモバイルによる米国内におけるTモバイル株式の公募および信託を通じた私募の各取引が完了。売却に伴う利益約6000億円(概算値)を計上する見込みになった。TモバイルUSは同社の持分法適用関連会社から除外されることとなった。(HC)

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