田岡化学は大幅増益に「スマホ用レンズ品薄」報道も加わり一段高

■第1四半期は連結売上高が37%増加し営業利益は2.6倍

田岡化学工業<4113>(東2)は7月29日、一段高となり、11時にかけては17%高の1万4460円(2100円高)と上場来の高値を更新している。28日に発表した第1四半期決算(2020年4~6月、連結)は、売上高が前年同期比37.0%増加し営業利益は同2.6倍。爆発的な拡大が注目されている。

 「フルオレン誘導体」などがスマートフォンカメラ用の高機能レンズ原料として使われ、「光学レンズやフィルム、有機EL素子、液晶材料等の素材として非常に注目を集めて」(同社HPより)いる。

 29日は、日本経済新聞・朝刊に「スマホ用レンズ品薄、(中略)カメラ多眼化、供給不足長期化も」と題する記事が載り、同社の社名は出ていないが注目度が増幅された面もあるようだ。(HC)

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