エムビーエスは非接触PCR検査キャビネットボックスが注目されストップ高

■スペースのない街のクリニック等でも設置でき特許出願中と発表

エムビーエス<1401>(東マ)は8月18日、急伸し、9時14分にストップ高の712円(100円高)で売買されたまま、11時を過ぎても買い気配に貼りついている。

 17日付で、新型コロナウイルスを非接触によりPCR検査できるキャビネットボックス型の装置「双セキュリティキャビネットBOX」(特許出願中:特願2020-090409)の開発を発表し、注目集中となった。

 発表によると、このボックス型の装置は、電話ボックスほど(幅・奥行1m高さ2m)の大きさのため、スペースがない街中のクリニック等でも、PCR検査用ボックスとして感染症予防(非接触での感染症検査が可能)に活用できる。すでに、5月、山口県宇部市の保健センターに寄贈。同センターの感染症外来で検証を兼ねて実際に使用し、9月からは山口県の委託を受けて正式に検査センターを立ち上げ設置する予定という。(HC)

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