【株式市場】NY株最高値を受け日経平均は取引開始後323円高のあと伸びきれないが堅調に推移

株式

◆日経平均は2万8727円48銭(204円22銭高)、TOPIXは1859.81ポイント(10.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢となり6億61万株

 1月21日(木)前場の東京株式市場は、NY株の主要3指数が最高値を更新したことなどを受け、株価指数の先物が先行高となり、日経平均は取引開始直後に322円89銭高(2万8846円15銭)まで上げた。一方、ファナック<6954>(東1)は終始軟調で半導体関連株の一角も重く、日経平均は徐々に値を消しながら一進一退となった。

 北興化学<4992>(東1)が一段高となり、1月7日の決算予想修正発表を境に上げピッチを強める相場が再燃し高値を更新。オーミケンシ<3111>(東2)マスクなら不織布製を推奨との専門家発言が材料とされ急伸。マクアケ<4479>(東マ)は米国企業との提携が注目されて急出直り。大谷工業<5939>(JQS)は記録的な豪風雪によるメンテナンス需要の特需期待が言われ連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり6億61万株、売買代金は1兆2859億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1301銘柄、値下がり銘柄数は773銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、情報/通信、サービス、石油/石炭、小売り、建設、金属製品、輸送用機器、化学、食料品、卸売り、などが高い。(HC)

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