【株式市場】日経平均は後場回復し一時9円高、マザーズ指数は2年半ぶりに1200ptを回復

株式

◆日経平均は2万3346円49銭(13円81銭安)、TOPIXは1644.25ポイント(2.17ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億1983万株

 9月23日(水)後場の東京株式市場は、黒田日銀総裁が菅新首相と会い「異次元の緩和」に積極姿勢と伝えられ、JR東日本<9020>(東1)安川電機<6506>(東1)トヨタ自動車<7203>(東1)などが一段と強含んでスタート。14時頃からは一段高。日経平均は84円安で始まり、しばらく小動きだったが、大引けにかけては一時小高くなり9円83銭高(2万3370円13銭)まで浮上する場面があった。

 東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は2日続伸し、マザーズ指数は終値で1200ポイント台を回復し2018年3月以来の高値に進んだ。

 後場は、富士フイルムHD<4901>(東1)が「アビガン」の10月にも申請を材料に一段高。東邦金属<5781>(東2)は画期的な金属接合技術が注目され大引けまで買い気配のままストップ高。HENNGE(へんげ)<4475>(東マ)は自治体向けの住民双方向コミュニケーションサービスが注目されストップ高。No.1<3562>(JQS)は10月末の株式分割などが材料視され次第高。

 東証1部の出来高概算は増勢となり15億1983万株(同7億6546万株)、売買代金は2兆7633億円(同1兆3496億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は732(前引けは630)銘柄、値下がり銘柄数は1367(同1483)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは6業種)が値上がりし、値上がり率上位は、陸運、小売り、海運、その他製品、卸売、サービス、電力/ガス、倉庫運/輸などが高い。(HC)

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