AGCは業績予想の大幅増額が好感され一段高、約3年ぶりの5000円台に進む

■今12月期の営業利益は従来予想額を60%上回る見込みに

 AGC<5201>(東1)は4月13日、買い気配で始まり、取引開始後は7%高の5190円(345円高)まで上げて2018年1月以来の5000円台に進んでいる。

 12日の取引終了後、連結業績予想の増額修正を発表し、今期・2021年12月期の営業利益は2月に公表した予想額を60.0%上回る1600億円の見込み(前期比では2.1倍)とした。

 第2四半期までで化学品セグメントで塩化ビニル樹脂の販売価格が上昇したこと、ガラスセグメントで建築用ガラスの需要が当初想定より早いペースで回復していることなどが要因とし、下期の動向によっては一段の上振れが期待できるとの見方が出ている。(HC)

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