マーチャント・バンカーズが暗号資産のハッキングやマネロン対策セキュリティ技術のIT企業と提携し関連事業をさらに強化

■(株)StudioMakyuとブロックチェーンセキュリティで業務提携

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は5月24日午後、WEBマーケティングや暗号資産のハッキング、マネーロンダリング(マネロン)に対するセキュリティ技術を手掛ける株式会社StudioMakyu(東京都渋谷区)との業務提携を発表し、決済手段としての暗号資産を活用、または検討する企業に対して、協働でアドバイザリー並びにシステムを販売・開発する事業に取り組むとした。

 25日の株価は、取引開始後に314円(9円高)まで上げて強い相場を続けている。

■提携先の代表はブロックチェーンセキュリティ技術の第一人者

 発表によると、提携する株式会社StudioMakyu社は、WEBサイト制作やWEBマーケティングを行うIT企業で、小島史久代表取締役は、ブロックチェーンセキュリティ技術の第一人者。

■協業してマネロンやハッキングなどの防止を支援

 暗号資産のマネーロンダリングやハッキングに対して、トークンのトランザクションを追跡・解析するソフトを開発し、ブロックチェーン推進協会、日本仮想通貨ビジネス協会や国家捜査機関に対して、セミナー等により、専門性の高い情報を提供する取組みも行っている。

 一方、マーチャント・バンカーズは、、決済手段としての暗号資産の安全性や利便性に注目し、2018年4月に、子会社MBKブロックチェーン株式会社を設立し、グループとして、エストニア暗号資産交換所「ANGOO FINTECH」の運営に携わるとともに、NFT売買プラットフォーム「NFTバンカーズ」や不動産取引プラットフォーム「MBKRealty」を立ち上げてきた。同社グループは、ブロックチェーン関連事業をさらに強化するため、ブロックチェーンやITに関して特徴的な取組みを行う企業と提携し、提携先のシステムを販売し、または、提携先が開発・構築するシステムを受託する取組みを行っている。

 業務提携の主な内容は、マーチャント・バンカーズが販売窓口・相談窓口となり、StudioMakyu社のシステムやノウハウを提供する形で協業し、決済手段としての暗号資産を活用する企業、あるいは、決算手段としての暗号資産を検討する企業に対して、マネーロンダリングやハッキングを防止するためのアドバイザリー業務や、システムの構築並びに販売、開発を行っていく。

 マーチャント・バンカーズでは、このたびの提携によるブロックチェーンセキュリティ事業について、現在のネット社会の一番の恐怖であるハッキングを防止することにより、社会に安心をもたらす事業として、積極的に取組んで行くとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る