東宝が急伸、第1四半期の営業利益3.8倍となり好感買いが集中

株式市場 銘柄

■『鬼滅の刃』引き続き寄与し『エヴァンゲリオン』大ヒット

 東宝<9602>(東1)は7月14日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後は10%高の5030円(475円高)まで上げ、2000年以降で初の5000円台に乗った。第1四半期の連結営業利益が前年同期の3.8倍になったことなどが好感されている。

 13日の取引終了後、2022年2月期・第1四半期(21年3~5月)の連結決算を発表し、売上高に相当する営業収入は前年同期比75.1%増の578.08億円となり、営業利益は同275.2%増(約3.75倍)の105.18億円となった。

 「『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『名探偵コナン緋色の弾丸』が大ヒットし(中略)、前期公開した『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』のロングランが引き続き業績に寄与」(決算短信)。通期の業績予想は全体に据え置いたが、その予想営業利益は320億円のため、上振れる可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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