東京電力HDは3年ぶりの高値に迫る、首相が原子力の活用を進める考えと伝えられる

電力株

■休止中の原発再稼働に向けた期待が再燃

 東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は5月6日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は6%高の483円(27円高)まで上げ、今年4月19、20日につけた2019年以来の高値497円に迫っている。岸田首相がロンドンで講演し、「原子力の活用を進める考えを示した」(ロイターニュース5月5日7:54)と伝えられ、休止中の原発再稼働に向けた期待が再燃している。

 報道によると、エネルギーのロシア依存度を低減するため原子力の活用を進める考えを示したという。株価は2021年1月の300円台から上げ相場に入っており、原発政策については議論があるものの、ロシアの動向・姿勢は簡単には収まらないとの見方が多いため長期的な株価材料として期待する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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