【株式市場】日経平均は一時162円高まで上げ54円高、経済安保の半導体株などしっかり

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6601円03銭(53円98銭高)、TOPIXは1865.88ポイント(2.62ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億7468万株

 5月17日(火)前場の東京株式市場は、経済安保法案の成立などを受けて半導体関連株が堅調になり、大幅増益決算の目立った石油元売り、石油開発株、石炭株が活況高となった。日経平均は取引開始後の106円43銭安(2万6440円62銭)を下値に切り返し、堅調なまま午前11時前には162円21銭高(2万6709円26銭)まで上げ、前引けも堅調で続伸基調となった。

 レオパレス21<8848>(東証プライム)が2日続けて大幅高となり、16日朝発表の債務超過解消の見込みなど買い材料視。日医工<4541>(東証プライム)は16日まで6日続落だったが同日に制限値幅の臨時拡大が発動され売り注文の消化が進んだとされ7日ぶりに急反発となりストップ高。フェローテックHD<6890>(東証スタンダード)はパワー半導体用基板の中国EV向け大幅拡大予想の決算など好感され急伸。リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)はSBIグループとの提携など好感され一段高。モブキャストHD<3664>(東証グロース)は新作ゲームに関する発表など買い材料視され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は6億7468万株、売買代金は1兆4392億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は975銘柄、値下がり銘柄数は784銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種が値上がりし、鉱業、海運、石油石炭、パルプ紙、その他製品、ゴム製品、卸売り、倉庫運輸、鉄鋼、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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