良品計画は5日ぶりに反発、株主優待制度の導入が好感され次第に強含む

材料でみる株価

■株主数3年間で11倍に増加、中長期的な関係を強化

 良品計画<7453>(東証プライム)は4月27日、次第に強含む相場となり、午前10時30分にかけて3%高の1416円(38円高)まで上げ、前取引日までの4日続落から5日ぶりに反発している。26日の15時に株主優待制度の導入を発表し、好感買いがジワジワ優勢になっている印象がある。

 株主優待は、毎年8月末(当社期末)または毎年2月末(第2四半期末)時点の株主名簿にそれぞれ記載または記録された、100株(1単元)以上保有する株主を対象として開始する。5%割引などの特典の優待カードを進呈する。同社の株主数は2022年8月末までの3年間で約11倍にあたる約15万6000名に増加した。新NISA制度(少額投資非課税制度)の24年1月開始も見据え、株主との中長期的な関係づくりをより強化していくため、このたび株主優待制度を導入することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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