31日上場のLaboro.AIは買い気配のまま公開価格580円の60%高(午前11時現在)

株式市場 IPO 鐘

■客先の成長戦略や課題に合わせたオーダーメイドのAI開発など

 7月31日新規上場となったLaboro.AI(ラボロ・エーアイ)<5586>(東証グロース)は、買い気配をセリ上げ、取引開始から2時間になる午前11時にかけては928円(公開価格580円の60%高)で買い気配となっている。まだ初値はついていない。

 顧客企業固有の成長戦略や事業課題に合わせたオーダーメイドのAI開発とAI導入・事業変革のコンサルティングを行う「カスタムAI」サービスを提供する。注力領域を絞り、さらに、先行する取組を通じて構築したノウハウと技術を別の取組にて応用できる形で蓄積し、それを応用する取組を増やし拡大することを繰り返すことで、高単価かつ長期的な取引を獲得するアプローチをとっている。発表によると、このアプローチは、SaaSのような低価格で即時導入可能なAIプロダクトを展開することで短期的に中規模な事業規模の確立を狙うアプローチとは異なっている。設立は2016年4月。

 業績見通し(2023年9月期・個別、会社発表)は、売上高13億46百万円(前期比83.7%増)営業利益1億72百万円(前期は55百万円の営業損失)、経常利益1億60百万円(前期は55百万円の経常損失)、当期純利益は1億11百万円(前期は39百万円の当期純損失)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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