【株式市場】日経平均は255円高、国内GDP好調で円安も続き主力株が軒並み反発

◆日経平均は3万2315円61銭(255円70銭高)、TOPIXは2294.12ポイント(13.23ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は少な目で6億5532万株

 8月15日(火)前場の東京株式市場は、朝発表の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を大きく上回ったとされたことやNY市場での半導体株高、為替の円安などを受け、日本製鉄<5401>(東証プライム)やトヨタ<7203>(東証プライム)、三井物産<8031>(東証プライム)、東京エレク<8035>(東証プライム)などが軒並み反発して始まり、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)やJR東海<9022>(東証プライム)などもしっかりとなった。日経平均は312円高で始まり、直後の344円02銭高(3万2403円93銭)を上値に伸びきれなかったが前引け間際まで上げ幅300円前後で推移した。

 エムアップホールディングス<3661>(東証プライム)がプライム銘柄の値上がり率1位の19%高と急伸し第1四半期決算の大幅増益など好感。ビーロット<3452>(東証プライム)は第2四半期決算の大幅増益など好感され同2位。メドレー<4480>(東証プライム)は業績予想の増額も発表し信用売り残の多いことも思惑視されストップ高。コメ兵ホールディングス<2780>(東証スタンダード)は業績予想の増額と増配も発表しストップ高。山喜<3598>(東証スタンダード)は前週末発表の決算への評価再燃とされ再び一段高。和心<9271>(東証グロース)は急反発して再びストップ高となり中国からの団体旅行再開を手がかりとした買い勢力と戻り売りが錯綜の見方。KIYOラーニング<7353>(東証グロース)は第2四半期の赤字改善など言われて急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で6億5532万株、売買代金は1兆6043億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1063銘柄、値下がり銘柄数は698銘柄。

 東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉱業、鉄鋼、海運、電気機器、機械、精密機器、卸売り、保険、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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