AnyMind Groupは後場ストップ高まで1円に迫る、「下期偏重の季節性」で第2四半期決算は順調と解説

■1~6月で営業黒字化、「7~9月は通常期で10~12月がハイシーズン」

 AnyMind Group<5027>(東証グロース)は8月15日の後場一段と出直り幅を広げ、13時過ぎにストップ高まで1円に迫る1400円(299円高、27%高)まで上げ、約1か月ぶりに1400円台を回復、その後も20%高前後で売買されている。14日の15時に第2四半期連結決算(2023年1~6月・累計、IFRS)と説明資料、「想定されるご質問への回答」を発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期累計の連結決算(2023年1~6月、IFRS)は、売上収益が前年同期比32%増の143億1百万円で、営業利益は黒字化し1億8百万円だった。今12月期の連結業績予想は据え置き、売上収益は327億44百万円(前期比32.1%増)、営業利益は3億9百万円(同約10倍)。営業利益の進ちょく率は35%だが、「想定されるご質問への回答」では、四半期ごとの季節性として、「1-3月がローシーズン、4-6月および7-9月が通常時期で、10-12月がハイシーズン」とし、営業利益についても「下期偏重の季節性を踏まえると通期予想の309万円に対して上振れした推移」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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