ステムリムが急反発、再生誘導医薬の米国での特許など好感、心筋症を適応症として

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■『レダセムチド』、9月4日には中国での特許登録も発表

 ステムリム<4599>(東証グロース)は9月7日、買い気配のまま急反発で始まり、取引開始後は5%高の868円(45円高)の気配値で買い先行となっている。6日15時に「再生誘導医薬『レダセムチド(HMGB1断片ペプチド)』の心筋症を適応症とした特許登録(米国)のお知らせ」を発表し、好感買いが集まっている。9月4日には『レダセムチド』の中国での特許登録も発表した。

 同社から塩野義製薬<4507>(東証プライム)に導出済みの再生誘導医薬『開発候補品レダセムチド(HMGB11)』より創製したペプチド医薬を利用した心筋症(拡張型心筋症、虚血性心筋症、及び高血圧性心筋症)に対する新規治療に係る用途特許について、米国で特許が登録されることとなった。出願は株式会社ステムリム、国立大学法人大阪大学。塩野義製薬の株価も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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