キヤノンは朝安のあと持ち直し底堅い、四半期決算発表に売られるが下値買い旺盛

■朝方の6%安から次第に上げ3%安前後で推移、配当高く仕込み買いも

 キヤノン<7751>(東証プライム)は10月27日、朝方の6%安(212.0円安の3424.0円)を下値に持ち直し、午前11時過ぎには3%安(132.0円安の3504.0円)まで回復している。26日の15時に発表した第3四半期決算が予想の範囲内とされ、期待外れ感もあったようで売り先行となったが、下値買いは旺盛の相場となっている。高配当利回り銘柄でもあり、12月期末の配当を意識して安い所を仕込む様子もあるようだ。

 第3四半期(9月30日に終了した3か月間)の連結業績は、売上高が前年同期比2.9%増加し、営業利益は同1.5%増加、同社株主に帰属する四半期純利益は同14.8%増加した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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