【業績でみる株価】パソナグループは15年高値に接近、18年5月期大幅増収増益予想

 人材派遣の大手で福利厚生代行サービスなども展開しているパソナグループ<2168>(東1)は、需要が高水準で18年5月期大幅増収増益予想である。株価は年初来高値更新の展開となり、15年高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年5月期大幅増収増益予想、需要高水準でM&Aも寄与

 17年5月期の連結業績は売上高が16年5月期比6.3%増の2803億95百万円、営業利益が16.3%増の44億88百万円、経常利益が12.0%増の43億19百万円、純利益が1億29百万円の赤字(16年5月期は2億43百万円の黒字)だった。

 純利益は一部固定資産の減損損失計上などで赤字だったが、主力のエキスパートサービス(人材派遣)やBPO事業(インソーシング、アウトソーシング)などが好調に推移して2桁営業増益だった。

 18年5月期の連結業績予想は、売上高が17年5月期比15.3%増の3233億円、営業利益が25.9%増の56億50百万円、経常利益が29.6%増の56億円、純利益が10億円(17年5月期は1億29百万円の赤字)としている。

 人手不足に伴う失業率の低水準推移や有効求人倍率の高水準推移、働き方改革に対する企業の取り組み強化、派遣法・労働契約法改正などで、人材派遣やインソーシングの需要が高水準に推移する。17年8月に子会社化および事業譲り受けを予定しているNTTグループの人材サービス会社も寄与して大幅増収増益予想である。

■株価は年初来高値更新の展開で15年高値に接近

 株価は年初来高値更新の展開となり、7月21日に1378円円まで上伸した。そして15年8月高値1437円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■年間供給1万8000戸、ナショナルビルダーへ加速  住友林業<1911>(東証プライム)は2月1…
  2. ■募集社数は減少も人数は78%増、製造業で顕著  東京商工リサーチは2月5日、2025年の上場企業…
  3. ■老朽化・投資不足が直撃、地方で倒産・廃業7割超  帝国データバンクは2月6日、2025年に発生し…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■自己株式取得銘柄に投資妙味  山王<3441>(東証スタンダード)は3月13日、今7月期業績の上…
  2. ■自己株式取得株に「PKO」効果を期待しリスク最小化も一策  どこもかしこも春の嵐である。前日22…
  3. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  4. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  5. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  6. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る