地盤ネットHDがストップ高、図面の無い既存建築物のデジタル化など京都市に採用、期待強まる

■地球環境配慮から建築物を長期資産として保全の潮流を推進

 地盤ネットHD(地盤ネットホールディングス)<6072>(東証グロース)は11月27日の後場、買い気配のままストップ高の150円(50円高、50%高)でスタートし、前引けにかけてストップ高となったまま急伸商状となっている。24日に「地盤ネット株式会社が持つ、3Dスキャン撮影とBIMモデリングを活用した既存建物のデジタルツイン化技術が京都市で採用された」と発表し、他の自治体などへの採用拡大などに期待が広がった。

 発表によると、建築業界では地球環境への配慮が強調され、建築物を長期間の資産として保全する「既存ストック」の概念が進んでいる。『3Dスキャン+BIMモデリング作成』は、図面の無い既存建築物をデジタル化し、BIMモデリングまで作成することにより、はじめて維持管理や修繕・改修計画が仮想でシュミレーションすることが可能になる。京町屋・伝統工法の建物の中から物件を選定し、順次、3Dスキャン撮影とBIMモデリング化を実施し、デジタルツインデータを蓄積させていくとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る