インフォマート、森永商事がバックオフィス業務のDXを支援する「発注書AI-OCR(invox)」を導入

■革新的な受注業務効率化の実現を目指し、受注ミスの業務負荷を限りなくゼロへ

 デジタルの力であらゆる業務を効率化するインフォマート<2492>(東証プライム)は27日、森永商事株式会社(本社:神奈川県鶴見区 代表取締役社長:吉川 洋一)が、同社と株式会社invox(本社:東京都新宿区 代表取締役:横井 朗)が協業して提供している、発注書をAIでデジタル化する「発注書AI-OCR(invox)」を導入し、受注業務の自動化に向けて稼働開始したと発表。

 森永商事は、1973年(昭和48年)9月に森永製菓<2201>(東証プライム)の業務用製品を販売する会社として設立された。現在はチョコレート・ココア等の業務用食品素材の開発・販売を主体とした事業活動を行い、今年創業50周年を迎えている。

 2009年頃、食品業界では食品表示偽装等の事件があり、各企業において食の安全・安心に対する方向性や取り組みを明確にし、取り扱う食材の情報開示が求められるようになった。

 そのような中で、森永商事はいち早く「食の安全・安心」の管理体制、取引業者との情報伝達を強化するために、当社のアレルギー・原産国等の情報をデジタル化し、商品規格書の受渡し・管理を効率化する「BtoBプラットフォーム 規格書」を導入した。

 さらに、2021年には、請求書の発行・受け取り全てをデジタル化し、請求書業務をスピーディに、そして完全ペーパーレスを実現する「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入し、請求書の発行・受け取りの管理体制を強化した。

 これにより、食品の商品規格書や請求書業務のデジタル化は実現したが、受注業務はFAXや電話等のアナログな方法で行われていた。

■森永商事が受注業務で抱えていた課題

 森永商事の受注は、注文のほとんどをFAXで受け取っていた。受注業務は、1日5時間、月間で100時間ほどかかっていた。

 午前中は出荷の締め切り時間に追われ、”間違えてはいけない”という心理的プレッシャーも重なり、届け先や納期、商品や種類、単位数等の入力ミスが起こりやすい状況だった。ミスが発生すると、通常業務の他に修正業務も追加され、対応しなければならず労力がかかっていた。

 そのような中で、Web発注ツールの構築やOCRを活用した業務効率化を長年検討していたが、取引先から送付される発注書は、基幹システムから出力され送信されるものや、InterFAX(インターネットFAX)から自動で送信されるものが大多数を占めていた。取引先の中には、FAX発注を自社の仕組みで行っているところもあり、Web発注のツール構築が難しい状況だった。

 また、一般的なOCRは、発注書に記載されている得意先の商品名や商品コード等、読み取ったデータをそのまま基幹システムに入れ込むことが非常に難しいとされている。森永商事では、REFAX業務(※1)も行っており、受注業務を改善することが命題になっていたにもかかわらず、解決手段がない状態だった。

 これらの状況から、煩雑な受注業務の課題解決とREFAX業務の効率化・省人化を目的に、同社の「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」と、同社とinvoxが協業して提供している「発注書AI-OCR(invox)」及び「REFAX機能」の導入にいたった。

(※1)FAXで送信された発注書を使用して、受信した旨を通知するためにFAXで返信を行う。

■「一般的なOCR」との違い

 一般的なOCRは、取引先から受け取ったFAXがそのままデータ化される。読み取ったデータは販売管理システムや基幹システムに登録された商品情報や商品コード等との適合が難しい状況がある。そのため、一般的なOCRを利用する場合は、自社で作成した商品コードや商品名を記載した発注書を用いて受発注業務が行われている。

 また、取引先指定の発注書も読み取ることは可能だが、データを変換するために、コード対応表やマスタを登録する等、メンテナンスが必要。

■サービス概要

 FAXやメール(PDF)で受け取った発注書をinvoxの「発注書AI-OCR(invox)」(※2)がデータ化し、「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」に自動で連携する。その受注データを「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」から基幹システムに取り込むことで、全ての受注をデータ化し、入力作業を削減することができる。

(※2)「発注書AI-OCR(invox)」は「BtoBプラットフォーム受発注ライト」の有料オプション機能。利用の際は「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」のIDが必要になる。

■新機能[REFAX機能]について(※3)

 「発注書AI-OCR(invox)」でデータ化された発注書(PDF)に、スタンプを押して返信FAXを送る機能。受け取った発注書に手書きのサインもしくは社名のスタンプを押印し、FAXを送信する等、手作業で行っていた業務が、「REFAX機能」を利用することで自動化され、作業の省力化が実現する。「REFAX機能」における送信方法やタイミング等は、個社ごとの条件に合った送信設定が可能。

(※3)REFAX機能は「発注書AI-OCR(invox)」の有料オプション機能。利用の際は別途申し込みが必要。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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